祝!イチロー4000安打

伊吹達郎

2013年08月22日 23:31

イチローが1打席目で決めました。
おめでとうございます。
日米通算4000安打を達成です。
ショートを守るブルージェイズの川崎選手の横を鋭く破るレフト前ヒットで決めました。1塁上にヤンキースメンバーが祝福に集まり、イチローは観客とメンバーへヘルメットを取り、頭をさげました。こういったイチローの姿、大好きです。
記者会見では「4000安打を打つには、8000回以上の悔しい思いをしてきた。それと常に向き合ってきた」などと胸中を語り、今後についてイチロー選手は「失敗を重ねていって、たまにうまくいって、ということの繰り返しだと思う。それを続けていく」と覚悟を述べました。

子どもの頃から阪急ブレーブスファンでしたがオリックスに売却され、ショックでした。ファンを大事にするブルーサンダー打線など見て楽しい野球の上田監督から、ジャイアンツからきた堅くおもしろくない野球をする土井監督に代わり、2回目のショックでした。そんな中、鈴木一朗選手が入団し、ウエスタンリーグで大活躍している鈴木選手には注目でした。その年、テレビ中継のあったジュニアオールスターで決勝ホームランを打ち、MVPに輝いたのは鈴木選手でした。でも、土井監督はエラーをよくする田口選手、あまり足の速くない佐藤選手と打ち方に特徴のある鈴木選手を使いませんでした。ファンにとって、その時は納得できませんでしたよ。見に行っても型にはまった野球で全然おもしろくない土井監督時代の3年は暗黒時代でした。鈴木選手のヒット数も24本2年目は12本で1軍ではなかなかバッターボックスに立たせてもらえませんでした。ところが仰木監督に代わり、鈴木から『イチロー』佐藤選手は『パンチ』と登録名を代え、ファン中心の魅せる野球に変わりました。その年、いきなり年間210本のヒットを放ち、大ブレーク!それからヒットを打ち続け、ホームランも盗塁も、そして守備も、いつでもファンを楽しませてくれる素晴らしい選手で、球場では目の話せない選手でしたし、優勝に導いてくれた選手のひとりで、特に神戸の震災の後、日本シリーズでジャイアンツを4勝1敗で制したことはわすれられません。(3連勝後の4戦目をグリーンスタジアム神戸に胴上げを見に行きましたが、その試合だけ負けてしまいました。)野球のすべてを楽しませてくれるまさにベースボールプレーヤーですね。ほんとうに素晴らしい。うれしいですね。

これからも、1本1本積み重ねて、伝説のタイカップの4191本、私たちの学生時代に大活躍したピートローズの4256本を超えてほしいですね。