県再生可能エネルギー振興戦略プラン

伊吹達郎

2013年06月30日 23:46

来月の電気、ガス料金について、電力10社と都市ガス大手4社は円安による輸入燃料の価格高騰で、4カ月続けて全社が値上げします。全社の料金が、今の料金体系になった2009年5月以来、最も高くなるそうです。
そんな中、滋賀県は「県再生可能エネルギー振興戦略プラン」を策定し、2030年時点の県内の再生可能エネルギー発電能力は106万キロワットと試算しました。
その内訳は、住宅の太陽光67.2キロワット(63・4%)、非住宅の太陽光34.3万キロワット(32・3%)と太陽光だけで95・7%と大部分を占めるもので、このほか、風力2.5万キロワット(2・4%)、小水力1.0万キロワット(0・9%)、バイオマス1.1万キロワット(1・0%)となっています。これらで見込まれる発電電力量は、一般家庭33.7万世帯分に相当し、55万世帯ある県全体の61%分にも当たります。
10年比で19.3倍にまで伸びると見込んだ数字ですが、県民挙げての再生可能エネルギーの普及が求められますが、絵に描いた餅にならないよう県の動きにも注視して行きたいと思います。