草津川跡地利用基本計画

伊吹達郎

2012年11月26日 23:55




草津川跡地対策特別委員会が開かれ、市より基本計画の説明と進捗状況が報告されました。
草津川跡地の全域をひとつの「緑軸」としてとらえ「ガーデンミュージアム」というコンセプトのもと、まちなかと琵琶湖をむすび、人と人とをつなぐ、全国に類をみない草津ならではのオンリーワンの魅力空間づくりをすすめていくというものです。
「架かる」市街地より高い草津川跡地をイメージ的に「まちに架かるみどり」ととらえます
「楽しむ」香りを楽しむ。風や鳥の声。食するみどり
「つなぐ」にぎわいは市民活動のつながりと考え、その活動をつなぐことを草津川の役割ととらえます。
また3つのデザインを手法の導入
•景観デザイン
•コミュニティデザイン
•防災都市環境デザイン
具体的には全体を6区間にわけ2区(メロン街道から浜街道)と5区(JRからR1)をまず手掛け27年度迄に完成させるというもの。特別委員会では、今日もそうですが、以前から5区に道路を通すか通さないかで意見が交錯しています。市の計画では有事のときだけ利用する防災道路を設置するとなっています。事業が完成する将来を見据えたまちづくりをしていかねければなりません。10年先20年先それ以降に草津市の動向をしっかり予測をたてなければなりません。また、全国あるいは海外では既に人口減少、顕著な少子高齢化がすすんでおり、先進地がある訳ですから、そこのまちづくりの良い所悪い所を参考にできる利点をフルに活かして、それに備えなければ、取り返しのつかないことになってしまいます。今の道が混むから便利だからと言って緑を潰して道をつくるのか?もっと通過交通に対して早急な広域的道路計画の見直しとともに交通対策が必要です。また、道を渡ることはお年寄りなどの交通弱者にとってはとてもつらいことで、安心安全なまちづくりを地域福祉の観点からもすすめていきたいと思います。少し不便でも、かけがえのない緑、大切なオンリーワンのシンボル草津天井川を知恵を出し合いみんなで利活用することがこれからの草津市には必要だと考えます。
12月2日(日)14時から川原会館で伊吹たつろう草津タウンミーティングを開催し、フリーアナウンサーのマッキーこと牧田もりかつ氏と草津川跡地利用や中心市街地活性化、防災対策などを中心に会場のみなさんといっしょになって草津市のまちづくりについて、考えていきたいと思いますので、是非ご参加くださいね!