旧草津天井川の堤防
旧草津川跡地対策特別委員会に出席しました。
いろいろな考えがあるので、いつもなかなかすすみません。
6月議会では、旧草津川跡地対策について、質問させていただきました。
まず、事業の自己評価が低いことについてお聞きしました。市長ご本人がわざわざ答弁されました。
「旧草津川跡地は全国的にも有名な天井川として形状を残しており、本市にとって長い歴史と文化が反映した原風景として価値のあるものである。この空間の有効利用は大きな意義が有り、事業として、道半ば、引き続き努力していくということで評価をCとした。」
次に、決意を聞きました。
「跡地全域を一つの緑軸として捉え、ガーデンミュージアムというコンセプトのもと、四季の折々の変化が感じられる質の高い緑空間をつくる。草津市独自の魅力ある空間として、全国に誇れるものになり、永く市民に愛され、多くの人が訪れる、憩い、活動の場となり、都市の価値をさらに高めるためのも、2期目の重要施策として、実現に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えている」
しかし、計画案では、4区について、多額の費用を費やし堤防を取り除いて、平地化して野村グランドを広げようとしています。天井川という珍しい空間を、一つの緑軸として、知恵を出し合い、うまく土地利用を考えていただきたいですね。先人達が築き上げた立派な堤防、どこにもない、草津市独自の魅力ある空間として、街中から琵琶湖まで一つの緑軸として、残していって欲しいですね。
これから、みんなで考えていきます。
壊してしまったら、取り戻すことはできません。
JRのトンネルを抜けて、草津駅に帰り着く。当たり前のようですが、それが、我がふるさとの駅、「草津」なんです。なくなれば、なんの特徴もない、平坦な平凡な街になってしまいます。
他のまちは、何かシンボルがないかと、わざわざ創り上げているところもあります。
せっかく、全国的にも有名な天井川があるのに、なぜ取り除くのか?
毎週、早朝野球でグランドを使っている側からすれば、あの立派な桜並木の横で、いつまでも野球を楽しみたいですね!
桜並木を潰して、堤防を取り除いて、道路を造ると、おそらく大きな大きなネットを創らないといけないと思います。四方をネットに囲まれた、ゴルフの打ちっぱなしのようなところで野球はしたくないですね!
潤いのある、緑に囲まれたところでスポーツを楽しみたいですね!
7月にはいれば、この草津川跡地対策の計画案、各学区で説明会があるようです。
20年30年かかる事業です。
事業が終わる頃、草津市も人口減少社会へ、超少子高齢化社会へと大きく傾いているかもしれません。
子ども達、そして、その先の未来の子どもたちのために!何を残すのか?
しっかりみんなで考えていきましょう!