6月に台風が上陸
今日の夕方に和歌山県南部に台風4号が上陸し、猛スピードで近畿地方を通り過ぎました。次女も給食を食べて、早めに帰ってきました。6月に台風が本土へ上陸したのは異例で過去7番目の早さで、季節外れの上陸の原因は、強く張り出した太平洋高気圧に台風が押し上げられた上、普段より南下した偏西風に乗ったことにあると言われています。上空の偏西風が極東付近で南に蛇行していることが判明し、これが日本列島上空に南西から北東方向の風の流れを作り出し、台風はこれに乗って進んだようです。本州付近で速度が上がったのもこのためで、南シナ海北部を東進している台風5号も偏西風の蛇行に伴う西風に乗り、九州に接近しています。6月の上陸は梅雨前線の雨も加わり大雨になりやすいので、これからも台風4号で地盤がゆるんで土砂災害や水かさが増して洪水に要注意です。