節電トライアル

伊吹達郎

2012年05月28日 23:53




桐田大津市議と関西電力に行って、所長らと今夏の節電などについて意見交換して参りました。
原発がストップしている今、実際どこでどのように電気がつくられているのでしょうか?
現在の電力は、ほとんどが海南のトラブルはあったものの、姫路や大阪南港を中心に火力で、水力については黒部ダムで、滋賀県においては13の水力発電で1%もないそうです。滋賀県は、その供給については、ほとんど役にたっておらず、周りの府県にご負担をしていただいている立場なのです。この夏の節電にあたっては、平成22年夏季における使用最大電力の値等を基準とし、この85%を超えない水準を目標としていて、その量は、おおよそ滋賀県の消費量だそうです。

http://www.kepco.co.jp/pressre/2012/pdf/0519_1j_01.pdf
具体的には、7月2日~9月7日の平日(8月13日~15日を除く)、9時~20時の間(ピークは13時から16時)、ご家庭では健康に影響のない範囲で、病院や鉄道等ではライフライン機能等の維持に支障が生じない 範囲で15%以上、また、 早朝(7時~9時)や夜(20時~25時)の時間帯においても、揚水発電の供給力を増加させる観点から、日常生活や経済活動に支障を生じない範囲での節電に、ご協力をお願いしたいとのことでした。
《関電•節電方法など》
http://www.kepco.co.jp/home/setsuden/index.html
なお、気温の状況等により、さらに需給がひっ迫することも考えられます。そこで、政府がまとめたこの夏の節電対策で、特に電力不足が懸念される関西、九州、北海道、四国の4つの電力会社管内では、万一の電力需給のひっ迫に備えて計画停電の準備をすることになり、政府と関西、九州、北海道、四国の4つの電力会社は、需給がひっ迫した場合にセーフティネットとして備えて準備している計画停電について、具体的な実施方法を来月中旬をめどに示す見通しです。政府の節電対策では、計画停電について1地域当たり一日1回、2時間程度を原則にするなどとしており、これに沿って各電力会社は同じ地域が何度も停電するような事態を避けるため、去年3月に東京電力管内で実施された計画停電よりも地域をより細かく区分けすることにしています。さらに政府は主な鉄道や病院、消防など、計画停電が実施された場合でも対象から除外して送電を続ける施設についての具体的な指針をまとめることにしています。ただ政府は、電力需給のひっ迫が予想される際には、携帯電話に最大限の節電を呼びかける緊急速報メールを送るなどして、計画停電の実施を可能なかぎり回避したいとしています。

関電は今夏の節電に関するキャンペーンをしています。
その『節電トライアル』に挑戦してみようと思っています。
平成24年7月分〜9月分の電気使用量の合計(kWh)を昨年と比較し、削減率に応じてQUOカードがもらえるというものです。
15%以上    1500円分
10%〜15%未満1000円分
 5%〜10%未満 500円分
削減率が5%に満たない場合でも、抽選でQUOカード500円分をもらえるチャンスがあります。

さらに『はぴeみる電』新規登録で+500円分のQUOカードがもらえます。
電気ご使用量のお知らせを紙からWEBにするだけです。ペーパーレス化で環境にやさしく、比較検討がしやすいデータ化されます。

《関電•節電トライアルなど》
http://www.kepco.co.jp/home/setsuden/tools.html
今日、野田首相は、そろそろ大飯原発の再稼働について判断しなければならないと発言されました。そろそろっていつなんでしょうか?
関電によるとフル稼働には6週間はかかり、すでに7月2日には間に合わないそうです。
今の政府だと後手後手になるのは、目に見えているので、節電については、原発は動く動かない関係なしに、環境にも家計にも良い事なので、やっていきたいと思います。
みなさんも、是非トライしてみてはいかがでしょうか!