節分

伊吹達郎

2012年02月03日 23:40




今日は節分です。
お寿司を食べて、豆まきをしました。
子どもにどうしてってきかれたので調べてみました。
【節分の由来とは?】
節分とは季節の変わり目、立春・立夏・立秋・立冬の前日を言う。
江戸時代には季節の変わり目として、立春が特に大事だとされてきた。
それは立春を年越しと捉える(=春・新年を迎える季節の変わり目として)考え方があり、立春の前日=節分という考え方が定着した。
2月3日が節分だという見方をされることも多いが、日程ではなく立春の前日、という点に注意。
閏年の影響で2025年、もしくは2021年からは2月2日になる可能性もある。
【豆まきの由来とは?】
節分とは季節の変わり目、特に立春の前日は年越しの日と捉えられていた。
季節の変わり目は邪気が入り込みやすいと考えられており、それを払って福を呼び込む名目で行われた「追儺(ついな)」という行事が由来。
これは宮中行事の1つで、厄払いを行う取り組み。この名残が由来であると言われている。
【なぜ鬼に豆をまくのか?】
鬼は昔から、災害や飢饉、病などのあらゆる災厄の象徴とされてきた。
鬼は「陰(おん)」という意味もあり、目に見えない気、邪気のこともさす。
新しい年を迎える前日に、鬼に向かって豆をまくことで邪気を払い、新年をむかえようという意図が由来となっている
【なぜ大豆なのか?】
五穀のひとつで穀霊が宿るとされており、米よりも粒が大きく、穀霊で悪霊を祓うのに最適であることから。
魔の目(魔目=まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)という意味もある。
注意事項としては、豆は炒り豆でなくてはいけない。
「炒る」=「射る」という意味にも通じるので、買い物の際は注意を」
【恵方巻のルール】
・太巻きをひとりにつき1本準備する。
・恵方を向く(恵方とはその年の歳徳神(としとくじん)の方角のことで、その年の最も良いとされる方角)
・願いごとをしながら、黙々と最後まで食べる」
【恵方巻の由来は?】
節分に食べると縁起が良いとされる太巻き、またはそれを食べる大阪を中心とした風習のことを言う。
由来は諸説あるが、「関西の旦那衆が遊女に太巻きをくわえさせて面白がったのが始まり」との説や「遊女が旦那衆に食べさせることによって縁を途切れさせないようにする」といった説もある(包丁を入れないことで縁を切らさない、ということ)。
節分の夜にその年の恵方に向かって目を閉じて一言も喋らず、願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かじり(丸かぶり)するのが習わしとされている
【恵方巻は手巻き寿司で大丈夫か?】
太巻きは食べられないお子さんもいるし「手巻き寿司でも大丈夫では?」と話す板前さんも。
そもそも「恵方巻ブーム」は、1月下旬~2月初旬にかけて売り上げが伸び悩むスーパーや、コンビニ業界と海苔業界との間で始まった販売促進行事がきっかけ。
「その年の恵方を向いて海苔巻きを食べる、と簡単に済ませる家庭もある」とのこと
【節分いわしの由来は?】
「魔除け・厄よけ」として、柊の小枝に焼いたいわしの頭を戸口や門にさしておく風習のこと。
主に西日本でいわしを食べる習慣があるが、「魔除け・厄除け」が習慣化したもの。
この柊は、葉のとげが鬼の芽を刺す、そしていわしの臭いで、鬼(災い)を追い払うという意味が込められている

みなさんも豆まきされましたでしょうか?
「鬼はそと!」「福はうち!」