上笠天満宮講踊

伊吹達郎

2022年10月23日 15:16



「上笠天満宮講踊学校拝見してまいりました。
県の選択無形民俗文化財に指定されている芸能で、毎年この頃に上笠天満宮で行われる祭礼です。
雨乞あまごいや五穀豊穣ごこくほうじょうの祈願とまたはその御礼踊りとして行われています。
大人たちの指導のもと、子どもたちも上手に踊っていました。前半と後半があり、1時間ほど踊り続けておられました。
上笠天満宮講踊も、草津のサンヤレ踊りや渋川の花踊りと同じように、室町時代頃に近畿地方で盛んに踊られた「風流踊ふりゅうおどり」の系統に属する民俗芸能で、地元に残る資料から少なくとも約170年以上の歴史を持ち、江戸時代前期には踊られていたものであることが分かっています。

花笠をかぶった踊り子たちが拝殿を囲むように輪になり、その中で花笠をかぶり、青・黄・桃色の三色のタスキをかけ、黒地の手甲や裁ち付け袴、黒足袋に草履を履いた軍配をもった「シンボウウチ」と太鼓をもった「太鼓打ち」と呼ばれる役者が小歌に合わせて飛び跳ねるように踊ります。
(草津市HP抜粋)
伝統を守っていくことは大切なことなので、続けて行っていただきたいです。地域のみなさんのご尽力に敬意を表します。