母校卒業式

伊吹達郎

2020年03月01日 19:27

母校の石山高校の卒業式の様子がNHKニュースでとりあげられていました。われわれ同窓会など来賓なしでの卒業式でした。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、滋賀県の県立高校では1日在校生の参加を取りやめるなど人数を絞ったうえで予定通り卒業式が行われました。

このうち大津市にある石山高校では▼会場となる体育館の入り口にアルコールの消毒液を置いたり、▼在校生や来賓の参加を取りやめて人数を絞ったうえでおよそ380人の卒業生と保護者や教職員が式に臨みました。
生徒を代表して女子生徒2人が卒業証書を受け取ったあと、参加出来なかった在校生からビデオメッセージで感謝の言葉が贈られました。
そして卒業生の眞多響子さんと村尾椰々夏さんが「仲間と充実した日々を過ごし、ともに学べたことは大きな幸せであり、財産です。3年間の思い出を胸に一歩一歩前に進みます」と決意を述べました。
県内のほとんどの高校では当初の予定通りきょう卒業式が行われますが、感染拡大を防ぐ国の要請を受けて2日から今月24日まですべての県立高校の1,2年生は臨時休校となる予定です。
田中孝昌校長は「一時は卒業式もできないかと思ったが、無事に生徒を送り出せて良かった。3年間の経験を糧に新しい道を歩んでほしい」と話していました。