全国学力テスト

伊吹達郎

2017年08月29日 23:11



滋賀県教育委員会は、本年度の全国学力・学習状況調査の県結果を公表しました。
平均正答率は小、中学とも全科目で4年続けて全国平均を下回りました。その中でも、小学校では国語、算数とも、中学校では基礎知識を問う数学Aで全国との差が広がる厳しい結果となりました。
小学校の平均正答率は国語A73%(全国平均74・8%)、国語B56%(同57・5%)、算数A76%(同78・6%)、算数B43%(同45・9%)。近年改善傾向にあった国語Aは、漢字を適切に書く問題で正答率が低く、全国との差が開き、算数Bも、問題解決の方法や判断理由を記述する問題に課題があり、全国との差が拡大しました。
中学校の平均正答率は国語A76%(同77・4%)、国語B69%(同72・2%)、数学A63%(同64・6%)、数学B47%(同48・1%)。国語、数学とも前年度より平均正答率が伸び、国語Aと数学Bで全国との差が縮まりました。
草津市は中学校で全科目で全国平均を上回る結果が出ています。
点数だけが結果ではなく、子ども一人一人の理解度を知り、各自にあう指導をすることが大事で、県と市町と連携し、生活習慣も含め改善に取り組むとのことです。