草津湖岸コハクチョウ初飛来

伊吹達郎

2017年01月11日 23:19



草津湖岸のコハクチョウの飛来の状況は、ようやく8日に3羽が確認されました。
『草津湖岸コハクチョウを愛する会』のみなさんによると、8日の10時23分3羽が初飛来したとのことです。
その3羽は、毎年来てくれる、いつもの服部君、たまちゃんのカップルと幼鳥1羽を連れての飛来だったようです。
今秋初めての幼鳥で、おそらく家族での飛来ではないかとのみかたです。
おめでとうございます。
なかなか湖岸に近寄ってくれなかったようですが、水門にも入り水鳥観察小屋の前の岸にも来てくれ、沖合いから14:27分対岸方面に帰って行ったそうです。
やっときてくれました。これからも来て欲しいですが今日もその姿はありませんでした。
いいニュースだけでは、ありません。草津市内の住宅地で見つかった野鳥オオバンの死骸から鳥インフルエンザの陽性反応が出た問題が浮上してきていています。致死性の高い高病原性鳥インフルエンザへの感染は、今、検査中で確定していませんが、県は水辺を中心に鳥の死骸がないかなどを監視し、感染拡大への警戒を強めています。『草津湖岸コハクチョウを愛する会』のみなさんも死んだ鳥がいないか見回っておられ、早期発見に協力されています。観察小屋にも消毒液を設置されていて、観察に来られたみなさんに、帰ってからもうがいをしてくださいと看板も掲げ、啓発もされておられます。
全国的に鳥インフルエンザが流行している今季は、県内で10日までに72羽の野鳥の死骸を見つけ、鳥インフルエンザの簡易検査を実施していて、昨年の7羽の10倍以上で、県内で鳥インフルエンザの陽性反応が出たのは2001年2月に日野町で見つかって以来、二例目だそうです。そのときの遺伝子検査は陽性でしたが、確定検査で最終的に陰性と確認されたとのことです。
(草津湖岸コハクチョウを愛する会HP、中日新聞HPより)