自転車保険の義務

伊吹達郎

2016年09月26日 23:22



この9月議会で草津市は、自転車の保険加入を努力義務から義務へと条例の変更の議案が提出され、産業建設常任委員会で審査しているところです。
そんな中、滋賀県の条例で、自転車の利用者に、来月10月から損害保険への加入が義務づけられるのを前に、県などが草津駅前で加入を呼びかけました。呼びかけたのは、滋賀県や交通安全協会の職員など、およそ20人で、通勤、通学のみなさんに「自転車に乗るすべての人が対象です」と書かれたチラシやティッシュを配りました。今年6月に、交通安全協会が民間の損害保険会社と協力して作った「滋賀のけんみん自転車保険」に、すでに加入した人は、今月15日の時点で3771人だということです。目標は今年度中に、5000人の加入を目指しているそうです。自転車の利用者に、保険への加入を義務づけるのは、全国の都道府県で、兵庫、大阪に続いて、3件目だそうです。自転車の安全運転、マナー向上が問われています。そのためにもハード整備、ソフト整備は喫緊の課題です。