スマホチルドレン

伊吹達郎

2014年10月27日 22:58

今、スマホチルドレンが急激に増えています。スマホチルドレンとは、スマートフォンを肌身はなさずもつようになり、様々な問題を抱える子どもたちのことです。長時間使用による寝不足や視力低下等の健康被害、ライン等によるネットいじめや犯罪やトラブルに巻き込まれる、高額な料金請求、個人情報流出…さまざまな問題が数多く全世界で発生しています。日本でもようやく二年前ぐらいから、その対応にいろいろ乗り出しているところです。今年になって、愛知県刈谷市が夜の九時以降スマホを子どもから親が預かると言う対策がなされ、仙台市や金沢市などどんどん、いろいろな対策法を進めているようです。先般、岡山市においても規制をかけていく方針を示したようです。草津市おいても、会長をつとめている草津市PTA連絡協議会主催の幼、小中学校のPTAの活動報告において、スマホやゲームなどのネット環境にかかる問題で持ちきりになり、この9月に市PTAにおいて、スマホ対策の専門委員会を立ち上げ、既に四回に渡りミーティングや勉強会をし、その対応を考えています。県のPTAとも連携をとり多くの情報と広域での取り組みを進めています。また、市とも何度も協議を重ねながら、来月には、草津市、教育委員会とのミーティングも予定しており、家庭、保護者が中心となり、学校の先生、大学、警察、企業、地域のみなさんら多くのご協力をいただきながら、子どもたちをネット環境から守る体制づくりと知識の向上と情報の交換をしていきたいと思っています。そして、何よりも、子どもたち本人たちが、どのように考えるのか?どうスマホとつきあっていくのかということを、自分たちでちょっとずつ考えられるチャンスをつくっていくことが大切だと思っています。そういう草津市プログラムが組めるようトライアンドエラーで進めていきたいです。どこの地域もやり始めたばかりで、これが良いというものはなかなかみつかっていません。だからこそ、トライして、少しでも、多くの子どもの本当の笑顔がみたいと思っています。