南三陸町視察

伊吹達郎

2014年07月28日 23:17

南三陸町を会派で視察に参りました。昨日の浪江町とは違い、復興の工事が進んでいます。
まずは、多くの犠牲者の方々のご冥福を防災対策庁舎前でお祈りさせていただきました。


この防災対策庁舎は最後まで避難を防災スピーカーで伝え続け津波の犠牲となった女性職員、助かった町長などここも生死のぎりぎりのところでした。現在、この建物を残すか?壊すのか?論議を呼んでいるそうです。


高台にある志津川中学校に参りました。夏休みなので、ソフトボールや野球等多くの部活をしていましたが、グランドの半分以上は仮設住宅が建って、狭いところでの練習をしていました。
震災前の中学校からの南三陸町志津川地区の写真です。


現在の写真です。


ガレキを使った大きな防潮堤が建設中で、


高台にいたるところで住宅の造成が進んでいます。


それぞれの街にはいるところには、津波が到達したところに看板がたっていて、危険を伝えています。


南三陸鉄道はほとんどの鉄橋や駅が壊されています。


新しい三陸道路の建設が進んでいます


南三陸町田の浦地区で会長、組合長らと意見交換をさせていただきました。


高台に逃げた方だけが助かったそうです。
ようやく、復興が進み出したと言います。


われわれの地域も防災、減災について進めていかなければなりません。