滋賀県議会通年議会
27日の宿場まつりの準備すすめられ、草津のまちのいたるところにのぼりが立てられ、ムードがあがって参りました。
滋賀県議会は、災害などの緊急時に迅速に対応するため、今年度から、ほぼ1年を会期とする「通年議会」を導入しました。導入後、初めてとなった会議では、1年で交代するのが慣例となっている県議会の正副議長の選出が行われました。このうち議長については、議員による投票の結果、赤堀義次議員が、投票総数45票のうち23票を獲得して、22票の辻村克議員を1票差で破り、新しい議長に選ばれました。自民県議団は事前の会派総会で辻村氏への投票を確認していましたが、崩れた形で、この他、公明党(2人)、みんなの党滋賀(1人)、無所属(1人)が投票したとみられます。一方、赤堀氏には、民主党・県民ネットワーク(12人)、対話の会・しがねっと(5人)が、会派として赤堀氏に投じたことを明らかにし、この他、自民党颯新の会(3人)と自民県議団の中に会派の方針に造反した県議がいたとみられます。自民県議団は、赤堀氏を除名しました。副議長は、3年連続で自民党颯新の会に所属する山田和廣議員が引き続き務めることになりました。役選というのは、どこでも同じようなことが起こり、筋を通す議員や表明して行動に出る議員は有権者にとっても理解出来るのですが、黙って裏切る議員は許せませんし、有権者から選ばれた議員としては役割を果たしておらず、説明責任が必要で、約束を守れないズルい信用出来ない議員が3人くらいおられるのでしょう。