立春

伊吹達郎

2014年02月04日 23:30



今日は立春。旧暦では一年のはじまりは立春からと考えられていたため、立春を基準に様々な決まりや節目の日が存在しています。節分は立春の前日のことで、立春が正月なのに対して、大晦日の役割を持ち、一年間の厄払いのために豆まきを行います。八十八夜は、立春から数えて88日目のことで、この日に摘んだお茶の葉は霜をかぶらないため、高級な茶葉であると言われています。二百十日は、立春から数えて210日目のことで、この日は台風が襲来する可能性が高く、農家の人々にとっては厄日だと言われています。このほど環境大臣表彰を受賞された大学の恩師のお祝いと定年のお疲れ様会をゼミ同級生、大学職員有志でさせていただきました。先生のあらたなスタートの日ということで、久しぶりにみんなで集まり、これからもお元気でまだまだ頑張っていただきたいと祝杯をあげました。「STAP細胞」小保方さんに代表されるように、実験をしてあがってくるデータ、その事実をもとに、固定観念にとらわれず、どのように分析するか?同じデータでも、ものの見方、考え方で様々な考察が出来、いろいろな課題の解決方法の考え方をご教授いただきました。自由で斬新なもの切り口は、今でも、もちろん健在で、お話をお聞きしていても、とても楽しくて、興味深いものばかりです。可能性を追求すこと、いつまでも年を感じさせない秘訣も、わたしたちにとっても、あらたなはじまりの日となった感じがしました。


遅くからですが、当時、お世話になった若手の教授の研究室にも立ち寄り、ちょうど卒論の仕上げで、頑張っている学生たちなど、ゼミの雰囲気も拝見させていただきました。突然の訪問にも関わらず、お忙しい中、快く、情報交換いただき、ありがとうございました。懐かしい本も出て来ました。30年近くたった今でも引き合いがあるそうです。