「冬の使者」写真展

伊吹達郎

2014年01月26日 23:16



みずの森で開催されている草津湖岸コハクチョウを愛する会の「冬の使者」写真展に行って参りました。素晴らしい水鳥達の写真がたくさん展示してあり、見応えのあるものとなっています。また、10月新草津川に降り立ったコハクチョウの貴重な写真もありました。


愛する会の皆さんは、湖岸の清掃や琵琶湖にはいって、釣り具等のゴミ拾いや繁茂した水草の除去など1年を通じて活動をしていただいています。琵琶湖はコハクチョウが飛来する日本の南限であり、多いときは140羽のコハクチョウが飛来した事もあるこの草津湖岸は白鳥飛来の最南端で、貴重な場所だと言えます。最近は2羽のツガイがかろうじて来てくれているのが現状です。琵琶湖の水位上昇させているため、水草をついばみにくくなっていることやヨシの再生工事やしゅんせつ、プレジャーボートの侵入などコハクチョウに対する環境は厳しいもので、おどかしたり嫌がらせをするかたもいるそうです。ラムサール条約で湿地にしていされている琵琶湖、もう一度、琵琶湖の利用に関して、経済活動優先ではなく、将来を見据え、自然環境を良くしていかなければ、かけがえのないものをなくしていまう可能性もあります。草津湖岸に浮かんでいる2羽のコハクチョウは何をわたしたちに言おうとしているのでしょうか?