国体主会場候補地

伊吹達郎

2014年01月09日 23:29

2024年に開催予定の2巡目びわこ国体の主会場の選定で動きがありました。今まで彦根、希望ヶ丘、皇子山、びわこ都市の4会場があがっていましたが、大津市が敷地面積の足りない皇子山をあきらめ、大津市と草津市の丘陵地にまたがる「びわこ文化公園都市」に設営する案を推していく考えを明らかにしました。草津市はすでにここを推しています。県は1979年以降、この丘陵地での新都市構想を推進してきており、県立近代美術館、県立図書館や滋賀医科大、立命館大、龍谷大など開発は進んでいますが、現在も112ヘクタールの未整備地域が残っています。その山林の大規模造成に試算で217億円の整備費が必要とされています。その他、野洲市、湖南市、竜王町にまたがる県立希望が丘文化公園や、彦根市にある県立彦根総合運動場も候補に挙がっており、県は3月中には主会場を決定する予定です。